5R(5R Association)
概要1
準備、探索、影響から成る
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(R) (フェーズ) (解説)
Remember 準備 テーマや主題などを頭に入れておく
Retrieve 探索 情報を読む。思いついた連想は外に出す
Recollect 探索 記憶を辿る。思いついた連想は外に出す
Recall 探索 特定の対象を深堀りする。死に物狂いで連想しつくす。思いついた連想は外に出す
Recognition 影響 他の人が出した連想ネタに反応する or 便乗してさらに連想する
探索の仕方は問わない
会議やワークの形で同期的に行ってもいいし、期限を決めて非同期的に行ってもいい
連想中(特に探索中)、連想したことは随時外に出す
これにより他の人がそれを読んで反応したり、さらに連想したりすることができる
ブレストと同じ発想ですねsta.icon
5Rが言っていること
連想も技術です
準備、探索、影響の3つの営みがあります
連想したことを外に出して、他のメンバーにも見えるようにすることが大事です
そして、外に出されたそれらの承認も重要です
概要2 各フェーズ詳細
準備
1. Remember
テーマや主題を頭に入れておくこと。
例: 事前に資料読んでおく、少し考えておく、関連する体験や話をしておく
探索
2. Retrieve
情報に読むこと
一つの情報を丹念に読み込んだり、既存の情報全部に目を通したりする
3. Recollect
記憶を読むこと
リトリーブは情報を深く or 広く(浅いかもだが全部)見るものだったが、リコレクトは記憶でそれをやる
情報を見るのではなく、うんうん唸りながら記憶を辿る
4. Recall
特定の対象を深堀りすること
リトリーブまたはリコレクトしてて気になった対象に対して、深堀りをする
深堀りとは「そこからできるだけ連想する」「連想したことをメモする」ことです。連想したことをメモして外に出すことが重要ですsta.icon
影響
5. Recognition
承認や便乗。他の人が出している連想ネタに反応すること
例1: 「私もそれ知ってます」「私も同じ考えを持ってます」
例2: ネタから連想したことを書き足す
わかりづらいですが、「私のネタから連想してくれた」という形で承認になります。連想の営みは、こうして他人のネタに乗っかって承認することが非常に重要です。承認があることで「このメンツでこういう方向性で攻めるのが良さそう」が見えてきますsta.icon
概要3 5Rの具体例
メンバーの日報をインプットに、改善や新規事業アイデアを出したいとする
準備
1. Remember
自分がやるべきと思っている「非同期的な働き方」の事例や理論を読んでおく、人から話を聞いておく
探索
2. Retrieve
メンバーの日報を今日から遡りながら一つずつ読む
3. Recollect
日報の歩みや運用がどう変遷してきたかを脳内でおさらいしてみる
4. Recall
1か月前の🐶さんの日報に書いている「バーチャルオフィスに関するアイデア」がビビッときたので、熟読する。また思いついたことは全部メモする
影響
5. Recognition
メンバーがすでに出している連想ネタに対して「私も同じ考えを抱いてました」と同調する